展示「薬史学文庫とその設置とのその意義-日本薬史学会創立70周年を記念して-」の開催(1/24-3/25)

展示ポスター

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東京大学薬学図書館では、2024年度第2回展示「薬史学文庫とその設置とその意義-日本薬史学会創立70周年を記念して-」を開催いたします。

今を去ること70年前の昭和29(1954)年10月、日本薬史学会が創設され、朝比奈泰彦が初代会長に就任しました。昭和61(1986)年、野上寿が日本薬史学会第3代会長に就任し、昭和63(1988)年10月、明治薬科大学世田谷校に薬史学文庫を開設しました。平成3(1991)年4月、柴田承二が日本薬史学会第4代会長に就任しました。明治薬科大学が東京都世田谷区から清瀬市に移転することに伴い、薬史学文庫は東京大学薬学図書館に設置されることになり、平成11(1999)年4月、日本薬史学会から東京大学薬学部に寄贈されました。
そこで、本展示では日本薬史学会創立70周年を記念して日本薬史学会創立・発展に多大の尽力を果たした方々の著作を紹介し、薬史学文庫の設置とその意義について明らかにいたします。

今回の展示図書は学術的価値が高く、歴史的価値を有する稀覯本ですが、劣化損傷が激しい状態であったため、公益財団法人田嶋記念大学図書館振興財団の助成を受け、株式会社資料保存器材の精巧な技術で修復が施されました。これによって、貴重な学術資産の公開と後世への継承が果たされました。

会  場: 東京大学薬学図書館 2階閲覧室
開催期間: 2025年1月24日 (金) ~3月25日 (火)
平日 9時~17時(土日祝日、2/25・2/26は休館)

展示図録(PDFファイル・1.1MB)
展示解説(PDFファイル・1.0MB)

会場へのアクセス・お問い合わせはこちらをご参照ください。
https://www.lib.f.u-tokyo.ac.jp/access/