東京大学薬学図書館では、2023年度第1回展示「近代日本における薬学の黎明 -創始者たちの足跡-」を開催いたします。
東京大学薬学系研究科・薬学部の源流は明治6(1873)年に新設された第一大学区医学校製薬学科に遡ります。以来、幾多の変遷を経て昭和33(1958)年、東京大学医学部から独立し、東京大学薬学部が創設され、現在に至っています。
そこに至る道のりは険しく困難で入学者が皆無になり、廃止の危機に直面したこともありました。しかし、近代日本の薬学の創始者たちは真摯な努力を傾注し、薬学教育の基礎を築き、薬事制度の創設に貢献しました。
明治維新から150年以上が過ぎ、明治は遥か彼方の遠景となりましたが、去り行く時の流れにも消しえぬ一筋の足跡があります。そこで、黎明期の近代薬学の足跡を辿るべく、薬学図書館が所蔵する創始者たちの著作を紹介いたします。
会場: 東京大学薬学図書館 2階閲覧室
開催期間: 2023年6月19日(月)~8月18日(金)
平日 9時~17時(土日祝日、8/14、15は閉館)
展示図録(PDFファイル・3MB)
展示解説(PDFファイル・1.5MB)
会場へのアクセス・お問い合わせはこちらをご参照ください。
https://www.lib.f.u-tokyo.ac.jp/access/